こんにちは
オミクロン株の大流行で、うちの子どもたちは園が休園になったりでおうち時間が増えました。
テレビを観る時間も増え、気になったことがあります。それは、テレビに近寄って番組を観ていることです。
テレビを近くで観ると目が悪くなると言いますが、寧ろ目が悪いから近くで観ているのでは??と思いましたので、眼科検診を受診してきました。
現在弱視は約50人に1人いるとの事なので私が行っていた中学校のクラスに1人はいた計算になります。(私立の学校だったので1クラス約50人いました)
今回は「スポットビジョンスクリーナー」を使って検診しましたのでレポートします。
ちなみに私は元々医療関連の仕事をしておりましたので最低限の知識はありますがブランクもあり最新の情報については疎いため医療機関での確認、若しくは私も参考にさせて頂いた以下のHPをご覧下さい
日本眼科医会HP
日本弱視斜視学会HP
スポットビジョンスクリーナーとは
屈折検査機器とは、生後6カ月頃の乳幼児から大人まで、目の機能上の問題を迅速に、かつ正確に検知することをサポートするために開発された機械になります。
・近視 ・遠視 ・乱視 ・不同視 ・斜視 ・瞳孔不同
をスクリーニングできます。
既に3歳児健診に取り入れられてている自治体もあるみたいですが自治体によってかなり差があるみたいですね。因みにこちら「屈折検査機器」にあたるのですがこちら令和4年の国の施策の中に「屈折検査機器の整備」でも一部取り上げられてます。
検査方法
検査してくださる方と1メートルくらい離れて、両目で機械を2〜3秒見つめるだけで測定終了です。赤・青・緑の光が色々な形に変わりチカチカ光っていました。
その他の検査
「C」の穴の向きを答えるランドルト環検査・覗き込むと赤い気球が見えるオートレフラクトメーター・内診も併せて行いました。
ランドルト環検査は3歳前後からご家庭でも簡単に出来る検査になります。
結果
上の全ての検査結果を総合して、内診後結果を伝えられました。今回は子ども3人とも現段階での異常は見つかりませんでした。
ただ視力というのは6歳頃まで発達していきますしそもそも3歳の段階で1.0が見えるのは半分なので特に一番下の子は今後家庭で見ながらおかしいな?と思ったら早めに受診することを心掛けます。
まとめ
今回は保険適応で検査できましたので、子どもたちは医療受給者証でお会計は特に無しで検査できました。
痛くも痒くも無い検査ですので、病院嫌いの我が子たちも静かに落ち着いて検査ができました。
子どもの視力の矯正にはタイムリミットがあると言いますし、子ども本人は見えていなくてもその状態が普通なので、気が付いていない場合もあります。
小児眼科のある眼科では、屈折検査機器の取り扱いがあるところも多いと思いますので、今後眼科検診を考える際には選択肢の1つにぜひ考えてみてください。
こちらの日本弱視斜視学会のHPから「3歳児健診における視覚検査マニュアル」を見ることが出来ます。(日本眼科医会等でも見れますが1番見つけやすい)
3歳児健診における視覚検査マニュアルについて | 日本弱視斜視学会
全88ページありますので全部読むのは大変ですが
目の病気について P.3~P.8
家庭で出来る目の検査 P.13~P.18
は流し読みでも参考になります。
今回の屈折検査についてもP.27~P.35に記載がありますのでより詳しく知りたい方はこちらご覧下さい。